たくさんのスマイルゼミとチャレンジタッチ比較サイトを見てここへたどり着いたと思います。
お子さんの将来を考えていらっしゃる本当に良い親御さんだと思います。
私も同様に悩んでいた親でして、ある一定の結論が出ましたので共有したいと思います。
今回もみんなのベネフィットになる情報提供ができるとうれしいです。
この記事でわかること
- タブレット教材は2年生か3年生までは、スマイルゼミ一択の理由
- スマイルゼミ自体に中学受験対策の教材は存在しない
- 3年生からは、4年生の進研ゼミ中学受験講座もしくはZ会の通信教育中学受験コース
- 最終的には親が解説するか、塾に行くかという問題がある
はじめに
この記事は以下の内容を前提としています。
- 平凡な知能(IQ:85-115)平凡なを持った子供と親の家庭を前提としています
- 世帯所得も平均値前後とします
- 実家ではない賃貸契約核家族
- 親の一人は自宅を警備している
いろいろな記事を読んだとしても、選定基準や家庭の事情とずれていればそれぞれの家庭に合ったプランになりませんよね。家庭状況に合わせて、ご検討の際にご利用いただけるとありがたいです。
小学3年くらいまでは、スマイルゼミ一択
結論からいうと、スマイルゼミを選びます。
上の子は年長からチャレンジタッチで、下の子は年長からスマイルゼミを使用しています。
中学受験を見越した場合、スマイルゼミであろうとチャレンジタッチであろうと学習範囲も勉強量足りません。
なぜ、スマイルゼミが良いと考えているかの説明の前に教育方針と状況について整理してみた。
スマイルゼミとは別に、いったん教育方針と状況を整理
子供が普通の知能
現実問題生まれ持った能力は重要であり、直視すべき無視のできない問題です。
うちは平凡で、正規分布でIQ:85-115で68%(-1 ~1σ)くらい には入っていると思います。
IQ:115を超えている場合(全体の16%くらいの上位層)は、自頭良いグループで私の提案は役に立たないと思います。ここでの紹介はあくまでも、凡人が天才たちと肩を並べるための方法の一つです。
中学受験をする
合否は関係ありません。中学受験突破できれば高校受験免除です。中学受験は、良い学校に入るための抽選くじを引く数少ないチャンスを1回増やすことができますので、挑戦させたほうがいいと考えます。合格できなくても、中学受験勉強には中学校の学習内容が含まれており、学区内の公立へ進学しても一定の優位性が保たれます。
中高一貫校に入るメリットは、勉強が当たり前の集団環境にいられることだと考えています。
子供の人生を決めるのは、長く属するコミュニティと生まれ持った能力です。長く滞在する学校という環境は、影響力が絶大です。高校受験の場合、自我が小学生のころよりも目覚めており、親が勉強しろといってもしないでしょう。本人がもともとIQが高く、自立した考えを持っていないと高校受験は大変になると思います。
教育は基本1年先取り
1年先取りを幼稚園の時から行っています。年長で1年生の学習スタートです。
1年先取りのメリットは、子供に「自分が頭いい」と誤解させることができます。人よりできると多くの人間は天狗になります。子供のうちは、勘違いさせて勉強が楽しくなるようにすることで、より一層勉強が好きになり、学習時間を増やすことができると考えています。
平均的な知能であっても、子供の吸収力と反復力の力をなめてはいけません。
また、中高一貫の私立の場合、高校2年生の時点で、普通の高校が行う3年間の単位が終了しており、3年生の4月から大学受験勉強だけをするといった環境になることからも、1年先取りは進学校では普通であり、おかしい話ではありません。(一都三県にある超進学校S中学校合格された知人の証言)
親のどちらかが勉強時間に自宅にいる
学習した内容をチェックする必要があります。親が確認しない場合、ゲームばかりしてしまう問題や苦手な内容を把握して、反復解きなおしなどのチェックができません。タブレットの力だけに頼っている親は問題があります。
親が中学校の学習指導要領の範囲を説明ができること
標準的な知能の子供の場合、中学入試の過去問が一定の難易度になると、答えを見ても解くことができません。標準的な知能の子供を授かった親は、例外は無視したとして子供と同等ですので、親も答えを見てもすぐに解けないものがあります。親が答えを見て解釈し、子供に理屈、公式、図解説明する必要があります。場合によっては同じ内容を3回くらい角度を変えた説明をすることがあります。
流石に大人なので、答えを見ればおおよそわかりますが、中学受験すらしたことない私にとっては、中学受験で基本とされる公式を知らないケースもあり結構苦労することがあります。中学受験勉強している子供たちは本当にすごいです。尊敬してます。
6年生から塾
金銭的な制約により、自宅で5年生までに6年生の勉強をすべて終わらせて、6年生から塾に入り、親では教えられない受験テクニックやスケジュールの立て方の指導を受けることを想定しています。
金銭的に余裕があれば、4年生や5年生から塾のほうがいいでしょう。これなら、親がつきっきりで教える必要がありません。
ただ、標準的な知能を持った子供の中学受験を前提にしています。塾任せにした場合、期待を下回る結果に終わる可能性があります。塾任せが成立するのは、2σ以上のトップ16%の子供たちと考えておいたほうが精神衛生上にも良いです。
塾よりも自宅で親と二人三脚で5年生まで一緒に勉強するほうが、うちの場合は良い環境にあります。
スマイルゼミの良いところ
スマイルゼミの良いところは、漢検ドリルと計算ドリルです。
計算ドリルで6年生まで漢検ドリルなら高校3年生まで先取りできる
各ドリルは、画像の通りです。
- 漢検ドリルは、10級の1年生~2級の高校3年の問題
- 計算ドリルは、6級の1年生~1級の6年生の問題
凡人向けで説明してますが、このドリルの仕組みは頭いい子だと、高校までの漢字まで小学校のうちに終わりそうですね。計算ドリルだと、2年生には6年生まで終わっている可能性ありますね。子供によっては、飛び級バンバンできて便利。
風のうわさによると、チャレンジも先取学習が実装される予定らしいですが・・・大切なのは今どうであるかですので、今はスマイルゼミ。
計算ドリルは、平凡な子供でも親がしっかりフォローすることで、3年生までには6年生までの範囲はできるボリュームだと思います。。自頭いいグループなら、もっと早く終わるでしょう。
このドリルたちのおかげで、うちの子は、1年生の10月に漢検8級(3年生の範囲)合格し、計算は1年生の12月には4年生の学習範囲に突入しており、3桁以上の掛け算のひっ算・割り算のひっ算、分数と小数点の足し引きができます。ただ、文章問題は1年生では理解が厳しいところがあります。
これも毎日、コツコツ解いて、わからないところを説明し、漢字に至っては、間違いをノートに書いて、5日連続間違えなくなるまで反復している結果です。決して自頭がいいグループではありません。
ここまでのことは、チャレンジタッチでは、できません。
タブレット教材だけ与えても、親が見てあげられないと効果が出にくいのが分かります。家族全員で子供を支えてあげないといけないですね。
スマイルゼミはおすすめしているが機能が未完成
問題があるとすれば、ドリルの間違った問題の理由がわからない仕様
ドリルが終わると答え合わせで正誤表示と点数が表示されるだけで間違えた原因の特定ができない。
手書きした内容を答え合わせの時に見ることができないことが致命的で、子供のミスの種類が記述ミス・選択ミス・考え方の誤りなのか判断ができないのが痛い。新しい単元を始めたころは特に、間違いが多いので意識をして確認してあげるのだが、親がつきっきりでないと原因と対策が打てない。
加えて、間違えた問題を収集して反復練習できる機能と連続正解回数表示機能を実装してほしい。そうなれば、ノートに間違いを書き写す必要もない。自動的に連続5回正解できていれば出題を止める機能も欲しい。
ただ、上記の機能はどこの会社もまだ存在していないと思います。
スマイルゼミには中学受験講座はそもそも存在しない
スマイルゼミで中学受験は不可能というより中学受験用の講座が存在しません。ですので、チャレンジタッチとどちらがいいかの議論にすらなりません。
また、チャレンジタッチも中学受験には対応していません。あくまで小学校の学習指導要領の範囲です。
3年生からは、4年生の学習範囲を始めることになるのですが、ほとんどの場合2強の進研ゼミ中学受験対策教材か、同等のZ会の通信教育中学受験コースになると思います。
Z会については利用したことがありません。コースが最難関コースや難関コースがあるようです。詳しい内容は実際の利用者のサイトなどをご参考ください。
進研ゼミは、私立、公立いずれも選択することができます。作文力や応用力なども教材を選択することで、自分に合った構成にできます。特に進研ゼミの中学受験講座の「ぐんぐんドリル」はとても良い教材だと思います。進研ゼミの中学受験講座も選択オプション次第で、私立の様な難易度の高い問題に対応できます。ただ、進研ゼミは公立私立と守備範囲が広いことから、私立公立どちらも選択しがある地域に住んでいる場合、オプション教材の選択がよくわからない問題になりがちだと思います。
本気で中学受験合格を目指すなら、少なくとも5年から塾の検討を
正直なところ、家での学習内容は限界があります。
塾の場合、集団にいることで比較対象が多くなり、勉強への意識を高める効果や、受験日程の組み立てなど自宅学習では得られない効果が間違いなくあると思います。
凡人が天才たちと肩を並べるには、塾という選択肢は回避できないように思います。
タブレット教材は中学受験を始める前の年長~3年生までに6年生までの漢字や計算を終わらせて置き、中学受験をスムーズにスタートできるようにするためのツールですね
最後に
子供の人生を大きく左右する教育は、とても大切な親の仕事です。
子供には好きなことをさせたいと考えていますので、勉強をしなかったことが弊害になることだけは避けたいです。
親も勉強をしておかないといけないことが分かりますよね?人生は運の要素が大きいです。仮に塾へ通わせる財力がなくとも、子供に教えられるだけの学習を積んでいれば、自分の子供に良い教育を授けることができます。勉強して所得が高い仕事であれば、塾に行かせればいいだけです。どちらも親の学力が必要です。子供には、このようなことも伝えておく必要があります。
私の場合中学受験が合格出来たら、勉強は学校と本人に任せ、お金の稼ぎ方と英語・プログラミングを習得させていきたいと考えています。
今回もみんなのベネフィットになったでしょうか?
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