この記事でわかること
- 帰国子女が海外から日本に帰ってくると高確率で富士山にのぼる理由
- 帰国子女のカースト・マウンティングが怖い
- 子供に柔道や空手や合気道等を習わせるとよい
- 結局生まれ育った国がその人の基礎
留学前に習得・体験しておいたほうが良いこと、気づいていますか?
はじめに
その昔、某国際電話会社に勤務していたことがあります。
この職場は、帰国子女、芸人、TOEIC満点の芸人追っかけのすてきな女性、映画製作不法滞在でアメリカ入国拒否のかっこいい男性、LGBT、サーフィンが好きで海外へ行ったのはいいけどもお金を使い果たして現地でお金を稼いで好きなサーフィンを楽しんできたことのあるラジオDJ、バンドの人、学生、英語教師など様々な方々が在籍しており、世界の見識を広げるきっかけになりました。
その中でも、子育て・教育にとても役立つみんなのベネフィットを紹介いたします。
海外と無縁だけども、子供には英語を学ばせて海外という選択肢を与えたいと考えている方は必見です。
また、海外に行く前の心構えや日本にいるときにやったほうがいいことが分かります。
だが、私は英語を話すことはできないです。
本当にありがとうございました。
【帰国子女あるある】海外から日本に帰ってくると富士山に登りがち
日本の有名なものや場所ってなんですか?
帰国子女の方と話していると、海外と比較する話や、海外の出来事のエピソードになることがあります。初めて海外へ行ったときに起きる出来事や考えは、おおむね以下のような内容にまとめられます。
- 日本で有名なものや有名な場所を聞かれる
- 日本人なのに日本の有名な場所や日本の文化に関わることの説明ができない
- 海外へ行くと、日本人であるということを考えるようになる
公園で尺八を吹く帰国子女
ある日、休憩時間に公園へ足を運ぶと聞きなれない楽器の音が聞こえてきた。
音が鳴るほうに進み、見えてきたのは同じ職場の帰国子女の男性の方でした。
人生で尺八を公園で練習している人を見るのは初めて、いやそもそも尺八を練習している人なんて見かけたことがない・・・。この光景を目の当たりにする頃には、帰国子女慣れしていたので、面白いとはおもいましたが、何も驚きはありませんでした。
初めての海外から帰ってくると思考がこうなる
- もう一度海外へ行くときに、日本の有名な場所やものが説明できるようにしておきたい
- 絶対に富士山に登る
- 日本特有の文化に関わることを身に着けておきたい
当たり前のことですよね。在日外国人の方と一日に数回は会話をするような学校や職場の同僚がいた場合、最初のころは「あなたの国おいしい食べ物なんですか?」「あなたの国の有名なところどこですか?」と質問することがあると思います。これと全く同じことを帰国子女は経験するケースが多いということです。現実問題として海外へ行くということはその国の代表として見られる。尺八を吹くのも、ナショナリズムの中で日本人、日本の代表ということを意識せざるを得ないということを意味していると受け取れます。ここから見えてくるのは、海外行く気がなくても外国人が日本に来たら行くところランキングの上位へ行って、日本語でどんなところだったかくらいは説明できるようにするのと写真撮っておくのがよさそうですね。帰国子女の方が富士山に登るのは、日本の原点に回帰する行為といえます。
ちなみに、富士山は夏に登りましょう。
【帰国子女あるある】帰国子女カースト・マウンティングがすごい
帰国子女同士だと英語のレベルが互いに丸わかり
どの業界でも同じ分野では互いに力量がはっきりとわかるのです。英語も例外ではありません。帰国子女が多くいるであろう環境に入る場合には、英語が話せない人たちの中に入るのとまるっきりわけが違うのです。実際、英語が大して話せない人がマウンティングされ、赤面してうつむいてしまうケースも少なからず見ています。こんな時英語が話せない人たちは、口にはしませんが私と同じでちょっと怖いなって思っていたと思います。
こんな経験をしているので、誰一人英語の離せない職場でたいした英語能力がないとはっきりわかる人がどや顔しているときは、どうでもよいと思いつつ、帰国子女マウンティングを思い出してしまいます。
上記のことをよくわかっていらっしゃるそれほど話せない帰国子女の方は、簡単には英語が話せるとか言わない傾向があります。めちゃくちゃ英語話せる人は、これらのことをどうでもいいと思っている節があります。
だけど、そんなことを気にしているメンタル豆腐はもっと英語をしゃべりたくなくなる悪循環に陥ってしまいます。
底抜けに明るい馬鹿になるハートの強さがどんなところでも試されます。
帰国子女の方が言っていましたが、海外では突出した馬鹿なことをやる人はものすごく好かれるという風潮があるとのことです。これは日本もそういうところありますよね?人を笑顔にできる力があれば恥ずかしいなどどうでもよいといえます。
私は、赤面する失敗を前に進む力にできればカーストだのマウントだのどうでもよく、好きなことをまっすぐやればいいだけだと思います。
留学、海外勤務を想定し柔道、空手や合気道を習わせる
帰国子女の方々と一緒に働くことである考えに到達しました。これから紹介するのは、帰国子女の方にアドバイスをもらったことはなく、自分の中で海外で何が必要であるかを考えた結果です。
治安が日本ほど良くない、素手で身を守れる能力を習得しておく
海外は、ほとんどの場合日本より治安が悪いです。とくに昼は安全に歩けるエリアでも夜は命を落とすことや性的暴行を受けるリスクがあります。帰国子女の女性の方で、性的暴行に備え変な顔をすることで相手の幻滅させることで被害を回避する方法や、ちょっと頭がおかしい人を装うために、家の鍵をメリケンサックのように出しながら歩いたエピソードも笑いながら教えてくれました。
これらの話から言えることは、ルールの存在しないエリアではちからに屈服しなければならない。
基本的には、夜に外を出歩かないことや友達と行動するなどの抑止力は常に意識しつつ、最悪のケースが発生した場合、身に付けた武力で身を守れるようにしておく必要があると思います。また非常時は、竹刀や木刀、なぎなた、弓などを携帯していることはないことから、素手を基本とした武術を身に着けておくことは、海外だけでなく日本でも必要です。
日本の文化を伝える能力を習得しておく
ここまでで、十分に説明はしたとは思いますが、日本人というアイデンティティを持つことは、ほとんど必須といえますので、日本の武術で最上位の黒帯等を取得しておくと海外で教える機会があるかもしれません。
柔道・空手・合気道あたりは、一石二鳥以上の価値があります。
有事の武力
日本の文化
礼儀作法
身体能力向上
最低でも以上のことが期待できます。
なお、本当の意味での護身であればクラヴ・マガを習うほうがいいかもしれませんが、首都圏にしかなさそうなので厳しそうですが・・・。
ただ、空手はお金が毎月1万円くらいかかります。大会や昇級試験、合宿などがあり、参加の有無で飛び級や昇級試験を受けられる頻度が変わってきます。おおむね毎月1万円と考えておけばよいと思います。
そのほかについてはよく存じ上げませんが、世界大会や海外に支部が多くある場合、メディアへの露出や布教活動などでコストが上がるのです。よって、あまり聞きなれないからといって何かが劣るとか考える必要はないです。
最後に
ますます日本は貧しくなっていくことが悲しいですが事実です。
人生において、どんな能力があるかよりもどこにいるかが重要な要素といえます。自分の子供には、デフレの日本を脱出し、最低限海外で生活可能な能力を身に着けておくことが親としての務めになると思います。
どうでしたか?今回の帰国子女の話はみなさんのベネフィットになったでしょうか?
おまけ
なお、海外に住むのは結構大変なようです。生活習慣なども違いがあり、帰国子女の女性は、日本の男性と結婚することを望む人が多かったように思います。また、海外に住む場合にはどれだけその国に食らいつけるかということが重要であると語っています。これは、在日外国人を見ても同じことです。ここから導き出せる結論は、現地の人間と結婚し、活動できるプラットフォームを確保することです。滞在期間に制限が設けられているため、この滞在期間を無期限にするということが最後の鍵となるとのことです。結果、帰国子女だらけの職場は、海外に残り続けるテクニックを知らない人やそもそも海外で住みたくないと考えている人たち、とりあえず海外経験しておきたいと考えていた人たちの集まりであるとも言えます。