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今回は、今の時点で最良と私が考えている四季報の正しい使い方の一つを紹介いたします。
これは、今までのいろいろな知識をもとに、私が最も効率的で価値がある絞り方と考えています。
この方法のいいところは、絞り込みが銘柄選別者の経験を含めた主観が含まれる含みがあることが公開しても機能するところと考えています。
有料級の情報となっていますので、利益を上げられた方は、私のサイト経由で買い物を普段からしてもらえるとありがたいです。また、めっちゃ金持ちになったら、お食事に誘ってくれると嬉しいです!
今回もみんなのベネフィットになるといいな。
この記事でわかること
- 過去よりも今が重要
- 最高純益の中でさらに銘柄取捨
- 市況の流れをつかむ
これは、金のにおいがするぞ!
素人を簡単に卒業するエッセンスを私に分けてください!
最高純益のカッコ内をみる
結論から言うと 「過去純益の(カッコ内)」をて、今年去年のいずれかであること
です。
場所でいうと下の画像の通りの場所です。
私の場合、これを基準に独自の観点と考え方を組み合わせて、ねらい目の銘柄にポストイットをつけていきます。
当たり前すぎる内容ですがどうしてでしょうか?
最高純益の重要性
最高純益に着目するということは、たくさんの意味が含まれていると考えています。
世界屈指の時価総額上位の会社の利益の歩みを見るとわかりますが、いずれの会社も難局はあったとしても利益を上げ続けて今があります。
ある有名な投資家も言っている通り、大切なのはコンセンサスを超えてくること、それは利益を拡大し続ける会社であることです。株価を決める要素の一つが、将来の利益の積み重ねです。
ここに着目しなければ10バガーへの道はありません。
千里の道も一歩から
過去最高純益には運と実力が含まれている
過去最高の純利益を上げることに含まれる意味は、概ね以下が含まれます。
- 業界全体の成長:その業界のパイが大きくなっている可能性
- 業界内の競争力が高い:その業界でパイは大きくなっていなくても、シェアを奪っている可能性
- 母数の拡張:日本語が通用する国内にとどまらず海外の売上率が上昇している可能性
- 偶然の産物:経営者が運と根性で成長させた可能性
- 経営の本質の理解者:経営者の知識や先見性、人柄で大きく成長させられる可能性
- 国のルールや方針の変更による売り上げ増の可能性
- 他
大体はこんなものでしょうか?
利益を拡大し続けるには、会社員ならわかると思いますが、良い経営者、良い経営陣が必要です。最高純益を超えられないということは、利益増やし続ける思考や行動力とその取り巻きが必要になります。ほとんどの会社は経営者が時代にたまたまあっていただけで、能力があったわけではないので、根性と運が味方したと言えます。これはこれですごいことですが・・・。
過去最高の純利益といっても、盲目に買うことはできません。上記の通り、純利益が過去最高だからと言って全部が全部買いになるわけではないです。
最高純益から特需を除外する
特需とは、コロナ特需、GoToEat,GoToTravel、増税前の駆け込み特需など、これらに当たります。
単発で終わり元に戻るようなものです。こういうタイプは種類によっては厄介です。特需に対応するために設備投資しなければならない場合、需要がなくなると設備がゴミになる危険性があります。
最高純益から無能な経営者の会社を除外する
無能な経営者とは、利益を上げ続けることすら忘れてしまい、一定の富を得た後は会社内を牛耳ることで虚栄心を満たしたり趣味の範囲で経営しようとします。そのほか、上場自体がほぼゴールとしてしまっている資本家兼社長のことです。
多くの場合、無能な経営者は、実力とは異なる内容で社内の評価をする理不尽な会社運営しています。このような状況だと、実力がないのにも関わらず上位職に就く状況をよしとし、より能力のある下位職の人間は、発言してもつぶされる経験が多くなり、意見や新しい良い考えも言わない社風となり、利益を新しく追及するメンバーがいなくなっていきます。そして、中途で入ってきた人間も能力があったとしても上位職に就くこともなく、生産性の低い会社体制が維持されてしまいます。
会社に勤めるとわかりますが、社内の評価の仕組みや役職に上がるための仕組みが疎かになっている会社は成長が止まります。実力以外で上位役職に就けるわけではなく実力が備わる必要があると知らしめることで、能力での階級をはっきりさせる必要があります。TOEIC700以上などもこれに当たります。
そうならないように歩合をつけたりするんだよね。
昔の銀行とかみたいに管理主体で高学歴で無能が残るような体制だとほんと終わる
最高純益を更新できない会社を除外する
最高純益を更新できないということは、経営者が無能であるということが確定していると言える。
ただし上場して2,3年くらいは仕方ない可能性があるが、上場して数十年たっているのに今年も最高益を上げられない場合は、間違いない。
会社の体質は、会社を牛耳っている社長、もしくはそのサラリーマン社長を陰からコントロールしている何者かで決まってしまう。
当然ながら、そんなダメな会社が変わろうとするときに発生するのが、社長や、取締・執行役員の大幅な入れ替えに限られる。
考え方は、とてもシンプル。
あなたは、「ある学年の中で次のテストで1位の点数を取るのは誰か?」外したら射殺されるゲームをしていたとする
あなたは、一度も生まれてから学年1位になったことのないほぼ点数が最下位の人間に命を賭けるだろうか?
そんなことはしないはず、前回一位だった人間を聞き出し、ベットするだろう。
考え方は全く同じ、利益を出せない経営者を選択するのは完全な間抜けがやること。
真剣に投資を考えていない人間は、利益を上げられない会社を選んで射殺される人間と同じ。
最高純益を更新していない会社にサプライズ決算があるのでは?
確かにあり得る。
でも、そんなことを考える必要があるのか?短い人生で宝くじを当てるような行為をすることで損をして疲弊していくことに何の価値があるのだろうか?
偶然当たって、天狗になったらそれで人生終わる。たまたま一回当たったことを自慢して、最後は生きている間にあてられるかもわからない無意味なゲームをまた始めることになる。
また、何年にも何十年にもわたって過去最高益を更新できなかった会社が過去最高益を出したとしてもサプライズで決算上昇はするだろうが、続くだろうか?
結局のところ、最初の話に戻り、過去最高益を継続的にたたき出すことで市場で評価され、高PERみたいな銘柄に評価される。一発屋のミュージシャンは我々は求めていない。有名どころで毎年ヒット曲を出すミュージシャンのような会社を求めている。
よって、最初の通り過去最高純益を続ける会社を追うだけ、経営者、経営陣の入れ替え後の能力と能力による最高純益を更新続けられるのか?という信用のところまでを含めた情報としてみていけるということになる。
最高純益から業種のトレンドを知る
四季報を流し読みしていくにあたり、時価総額が高すぎる場合には、スキップすることが多いのですが、そんななかでも、最高純益OK → 時価総額(NG) → 銘柄名 確認をすると、買う対象でない銘柄でも、どの分野が今熱いのかが分かり、市場全体の資金移動についても感覚がつかめます。
これはこれで、感覚的にやっておくとよいと考えています。
今のところ、時価総額100億から500億くらいの銘柄をこのルールと併用するといい感じかもしれない
まとめ
結構ひどくて、薄い内容ではあったと思いますが、とてもとてもとても重要な考え方です。
私たちの人生は短いです。
無能で投資家を無視しているような詐欺まがいの株にまずエンカウントしないことが極めて大切です。
ですので、最高純益であること、そして無能な経営者なのか特需なのか切り分けてお宝を探し出してください。
そして、最高純益を更新できなかった時にその銘柄をあきらめてください。
最高純益を更新できなかった理由が、次の最高純益を達成するためのものである場合(例えば買収、設備投資などがこれに当たります)にはその限りではありませんが、この分析はとても時間のない素人ではでは難易度が高いケースがあるので、わからなければ捨てる覚悟が必要になりそうです。
全然違う話にはなりますが・・・
あと、四季報で選別していくにあたり、ポストイットのポップアップ式で、張った跡に下が見えるフィルムタイプがめちゃくちゃおすすめです。
一度使ったらもう戻れない!!
100円ショップでも似たの売ってますよ!!
ガチでおすすめのポストイット
四季報
ポップアップタイプのフィルム付箋は神アイテム
最後に
今回もみんなのベネフィットになったでしょうか?
信じるか信じないかはあなた次第